GA4の参照元で「ユーザー」と「セッション」の違いに迷ったので整理した

GA4でレポートやLooker Studioのダッシュボードを作っているときに、流入参照元のディメンションに「ユーザーの最初の参照元 / メディア」と「セッションの参照元 / メディア」があって、「どっちを選べばいいんだっけ?」と毎回一瞬迷うので個人的なメモを残しておく。 ※この記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています
本やWebで調べ直してみたが、一番の大きな違いは「ユーザー(誰)」を軸にするか「セッション(いつの訪問)」を軸にするかという集計スコープの違いだった。
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レポートの数値が合わなくてハマった
同じ期間のデータでも、この2つのディメンションで数値を見ると微妙に結果が違っていて、最初は集計の不具合かと思ってしまった。
ユーザー軸とセッション軸の決定的な違い
結論というか考え方としては単純で、基準にする視点(スコープ)が違うだけ。
- ユーザーの最初の参照元/メディア: そのユーザーがサイトに「初めて」訪れたときの獲得経路。何度再訪問しても、最初の1回目の流入元が記録され続ける。
- セッションの参照元/メディア: その訪問(セッション)が発生した「その時」の流入経路。訪問するたびにその時の参照元に記録される。
例えば、あるユーザーが1日目にGoogle検索(google / organic)から初めてサイトに来て、3日目にXの投稿リンク(x.com / referral)から再訪問したとする。
この場合、3日目のセッション単体で見ると、 ・ユーザーの最初の参照元/メディア → google / organic ・セッションの参照元/メディア → x.com / referral となる。
実務でどう使い分けるかのメモ
どっちが良い悪いではなく、分析したい目的に合わせて選ぶ必要がある。
初回の獲得きっかけ(初回認知)を知りたいとき: 広告キャンペーンやSEO施策で「新規ユーザーをどこから連れてきたか」を評価したい場合は、ユーザーの最初の参照元を見る。
特定のコンバージョンや施策の直接的な効果を知りたいとき: メルマガやSNS投稿、季節施策などで「今この瞬間の訪問でどれだけCVにつながったか」を検証したい場合は、セッションの参照元を見る。
個人的には、新規獲得の評価ならユーザー軸、日々の集客やイベント施策の追いかけならセッション軸、という整理で頭に入れている。 次回レポートを作るときにどっちのディメンションを使うべきか迷ったら、このメモを見直すことにする。